予備校通信ブログ

出張授業@入善高校

6月23日(土)、入善高校の土曜セミナーに富山予備校の講師2名をお招きいただき、数学科 松沢教諭と英語科 岡里教諭が高3生に向けて授業をさせていただきました。理系の生徒さんには数学、文系の生徒さんには英語で、50分授業を2回ずつ行いました。

数学1限目の授業では、「場合の数と確率」の範囲を扱いました。冒頭20分で、問題を解く生徒さんの表情は真剣そのもの。大学の入試問題を取り扱ったこともあり、中には難しく感じた生徒さんもいたようでした。ですが、大事なことは、

「この問題を解くのに必要な知識は、先生でも生徒でも同じ。その知識を自分なりに使えるかどうか。難しそうと思ってあきらめるのではなく、自分の知っている知識を引っ張り出して試行錯誤すれば、今解けない問題でも、解説を聞いたときにぐっと進歩できる」

という松沢教諭の言葉に凝縮されています。この言葉をしっかり受け止め、今後の学習に生かしてもらいたいと思いました。

英語の授業では、「文構造把握への序章」と題して、英文解釈の授業をしました。「単語がわかるからなんとなく英文が読める」のでは、一文が長くて文構造が複雑になると意味がとれなくなってしまいます。そこで今回は、接続詞を例に、文の構造を把握することをメインに授業を展開しました。授業に食らいつこうと、必死にペンを動かす生徒の皆さんの姿が印象的でした。難しく感じた人にとっては、授業を一度聞いただけでは消化しきれないかもしれませんが、配布プリントなどを使って、ぜひ復習もしていただければと思います。

現役生の方は、今月の初めに高校総体が終わったという方がほとんどかもしれません。受験勉強を始めるのは早いに越したことはありません。ぜひ、志望大学を目指して頑張ってください。応援しています 🙂

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