予備校通信ブログ

金沢大学の入試説明会が開催されました

 10月18日に金沢駅西予備校を会場として、金沢大学の説明会が行われました。金沢駅西予備校の在学生以外にも一般生や保護者の方を含め60人程、多く方にご参加頂きました。
 金沢大学は150年以上の歴史と伝統を引き継ぐ一方、2008年、従来の学部学科制から3学域・16学類へ改変、新たにスタートしたことは皆さん記憶に新しいことと思います。
 さて、説明はキャンパスの紹介から始まりました。
金沢大学には、医薬保健学域の学生が学ぶ宝町・鶴間キャンパスと、人間社会・理工学域の学生が学ぶ角間キャンパスがあります。
年々首都圏からの志願者・入学者が増えているのですが、とくに大自然に囲まれた角間キャンパスは、観光地で賑わうイメージとは異なりギャップを感じる方もいるようです。しかしそれも魅力の一つ。
都会の大学ですと、キャンパスが点在していて同じ大学内でもサークル活動のために電車で移動しなければならないケースが多々あります。一方、角間キャンパスは単一キャンパスとして全国屈指の広さがあり、同じキャンパス内で他学類の学生と学べ、サークル活動も出来ます。
 学びの環境としては、少人数教育という国立大学の特色どおり、教員1人に対して学生の数は7~9人程度。私立大学が教員1人につき30人程であることと比べると、大きな利点です。更に1年次からアドバイス教員がつくので何かあったら対応出来る体制が整っています。このような手厚い指導・ケアが確かな「教育力」として、金沢大学のブランド力を構成する要素の一つとなっています。
 また、「国際的に活躍できる中核的リーダーの育成」のため、英語力を重視。海外留学の制度も整っており、海外へ行くだけでなく支援するプログラムも用意されています。多数の留学生が在籍しているため、国際交流も盛んです。
 研究面にも力を入れていて、数多なプログラムの中でもナノ生命科学の研究においては、昨年度の文部科学省「世界のトップレベル研究拠点プログラム(WPI)」に東京大学とともに採択され、今後10年にわたり年間約7億円の支援を受けることとなりました。
 これからの社会は単に「4年間大学で学びました」だけでは通用しない。色々なことに挑戦し、自分を磨き人間力をつけ、出来ることを伸ばしていく。大学に入って学ぶことは勉強だけではない。そういった方針が反映されているのです。
 説明会のあとには個別の質問対応に時間も設けられ、参加者が熱心に質問している姿が見受けられました。
 金沢大学は平成31年度入試(平成30年度実施)から従来の紙出願の受付は廃止し、インターネット出願受付に変わります。受験されるみなさんはHPをみて確認してくださいね。
 金沢大学様、ありがとうございました。

※このブログの内容は、2018年10月18日の金沢大学説明会の内容をもとに予備校職員が作成したものです。入試概要の詳細や情報は、必ず金沢大学ホームページ等、大学が発行する正式な資料でご確認ください。

次の記事 一覧 前の記事